昨日のBSフジ「プライムニュース」を拝見しました。
4人ともそれぞれの立場や意見を主張していましたが、
やはり一番腑に落ちるというか、納得できるのは
山尾議員のご意見でした。
前向きというか、発展性があるというか、
「これなら議論ができるじゃん」と思わせてくれる。
普段お考えを聞いているからとか、
ゴー宣に来ていただいているからとかでは全くなくて。
司会の反町氏が山尾さんの考えを引き出そうとして
くれているようなところもあって、これは純粋に嬉しかった。
自民党の柴山議員が、自衛隊が違憲だという弁護士の多さを
円グラフで見せていました。
多分これで憲法改正の必要性を訴えたかったんだろうけど、
山尾議員すかさず反撃。
「安保法制が違憲だという人はもっといましたよね」
全くですよ!
これには爆笑しました。
柴山議員はなんというか、言い訳がましいことを
いろいろと言う人だなあという印象。
「私が言ったんではなくてですね」とか、
最初から予防線を張ろうとする言い回しがいやらしい。
また、「要するに」を連呼しているんだけど、
何が言いたいのかさっぱりわからない。
説得力のない弁明に自ら振り回されているかのようで、
最後にはちょっと気の毒にすらなりました。
共産党の小池議員は、ゴリゴリの護憲原理主義者で、
こちらは発展性もへったくれもないのですが、
自民党の批判はいちいち的を射ていると感じました。
番組終了直前の発言。
自衛隊は違憲だと共産党が言っているじゃないか、という
指摘に対しては、
「それは我々じゃなくて安倍さんが言っている」。
・・・そのとおり。
北朝鮮のミサイルの脅威と我が国のミサイル防衛をどう見るか、
PAC3やイージスアショアについて問われると、
あっさり「軍事技術的には(ミサイルを)落とせないでしょ」。
これだけ現実に対する冷静な分析力があるというのに、
護憲という絵空事をなぜ信奉するのだろう。
これが共産党の限界というものか。
いずれにしても、個人的には楽しく(!?)番組を
見ておりました。
地上波でもこういう議論をもっと放映してくれたらいいのに。